ダイワのスティーズタイプ1(STEEZ Type-I)は、バスフィッシングを極限まで突き詰め、その領域での最高峰を目指したスピニングリールである。スピニングリールが提供する可能性というものを、進化させた様々なテクノロジーで表現している。
まず注目すべきは、その”ZAION製エアローター”によって、アングラーが投げた瞬間からリールが軽快に反応する能力を有している点だ。この初動の軽さが、投げや巻き取り動作においてストレスフリーな操作感を実現し、アングラーの感性に迅速に反応してくれる。さらに、このリールでは、“オイルボールベアリング仕様”と融合しており、DRYな回転フィールが特徴となっている。この2つのテクノロジーの相乗効果により、精度と快適さを兼ね備えた回転性能を実現している。
また、”ロングキャストABSスプール”の採用により、飛距離に特別なこだわりを見せている。バスフィッシングにおける飛距離はキャッチ成功への一因ともなり、そのためのタフでかつ極細フロロラインにマッチしたラインキャパが設定されている。また“ATD”(Automatic Tournament Drag)の採用により、魚が力強く引っ張った瞬間にもスムーズにドラグが効き、かつ適度な粘りも併せ持ちながら対応する。この精緻なドラグ調整は、大型バスとのファイトでもリールの主導権を握る。
スティーズタイプ1は、「スプール径φ42mm仕様」を備え、タフレイク、クリアウォーター、ディープエリアでの極細フロロライン使用を前提とした特化モデルであり、これにより、例えば「マイクロピッチシェイク」のような繊細なテクニックでもアングラーを疲れさせず、集中してフィッシングを楽しむことが可能となる。
さらに、“ノーマルギア”の追加は、巻物に特化したバスフィッシング、特にI字系、シャッド、ミドスト、ノーシンカーなど、低テンションで引く釣り物において巻き感度を重視したセッティングで真価を発揮する。ギア比別の外観仕上げは、多くのタックルがデッキ上に並べられていても一目でギア比を判断できる利便性を提供する。
ジャンルを特定せず、あらゆるバスフィッシングシチュエーションにおいてその性能を発揮するスティーズタイプ1。その性能と機能性は、現代のバスフィッシングシーンにおいて、アングラーの強力なパートナーとなるに違いない。
スティーズタイプ1のインプレ集
ツイッターにダイワのスティーズタイプ1のインプレがありました。
最近お気に入りな組み合わせ。那擢に17スティーズタイプ1ハイスピード! ハンドルはロデオクラフトの48mm
ヴァンキでテストしてきたけど最近はこっちが好み👌
ラインはシンカーアジング巻いたりTHE ONEにしたりその時の気分 pic.twitter.com/Z407mN2WIn— gochi (@gochiism) July 15, 2023
ゴールドウルフ633MLにスティーズタイプ1、1091カラーのロデオハンドル。うちのタックルの中では文字通り異色の組み合わせなんですが、配色はなかなか気に入ってます☺️ 使い心地も1本だけ全然違います。 pic.twitter.com/v8Ol6L1cFH
— いわた (@iwata99) September 21, 2023
スティーズタイプ1追加しました。
何か知らんけどカラーリング変わってるやん(笑)自分は逆回転がついてるリールのほうがいいので性能的にスティーズは自分の釣りにジャストっす👍️#スティーズタイプ1 pic.twitter.com/PClwlKtKwq
— スッポぬけ修行中 (@nT7KdcPRzboOBHB) December 3, 2022