スミスのスティルエリアT2のインプレ集

ミノー

スティルエリアT2は、”喰わせのスティルエリア”として知られ、浮力の強化によるアピール力の増加が主な特徴です。このT2モデルの導入により、”マジックジャーク”という釣法の幅が広がります。この釣法は、ルアーを水中に速やかに潜らせ、トラウトの目線から消失させた後、上方へ浮かせることで、魚の視界に再び入ることでバイトを促すものです。

T2のチューニングは、既存のスティル・エリアチューンをベースに、ウエイトを更に軽くする方向で進められました。具体的な変更点として、お腹の金具の排除、ウエイトボールの極限までの軽量化、より細軸で小さなフックの採用、目玉シールの排除、そして本体ロゴの移動が挙げられます。

スティルエリアT2は、浮力が強化され、ポーズ時の浮上速度が速いため、高水温時や魚の活性が高い時に特に効果を発揮します。この強化された浮力により、ルアーが浮上する際の左右の揺らぎが魚への強いアピールとなります。さらに、バイトをテールフックに集中させるため、目玉シールは排除され、本体ロゴも魚から見えにくい位置に配置されています。

一方、既存のスティル・エリアチューンは、浮力が弱めに設定されているため、低水温時や魚の活性が低い時に最適です。スティルエリアシリーズには、異なる状況での使い分けが求められ、T2は特に高活性時や浅いレンジでの釣りに適しています。

まとめると、スティルエリアT2は強化された浮力と独特のチューニングにより、高活性な魚を効果的に釣るためのモデルとして開発されました。

スティルエリアT2のインプレ集

ツイッターにスミスのスティルエリアT2のインプレがありました。