ティムコのラクス50sのインプレ集

ティムコルアーズのラクス50Sは、渓流釣りのオールラウンダーミノーとして注目されています。このルアーは、特に多摩川水系や低活性のヤマメの攻略に有効です。

ラクス50Sの主要な特徴は、そのウエイト設定です。Ωピンを使用して、センターに重点を置いた設計が施されています。これにより、4.1gの重さであっても、水中でゆっくりと水平姿勢でシミーフォールすることが可能となっています。この動作は、トラウトに対して存在を長くアピールする効果があります。

特に水温が低く、トラウトの追いが弱い初期のシーズンや、夏の渇水時の浅瀬、さらには秋シーズンにトラウトにゆっくりとアピールして威嚇行動を誘う際に大変効果的です。強くトゥイッチすることで、ラクス50Sは左右に大きく動きます。これにより、アングラーは自分のタイミングでトラウトの捕食スイッチをオンにすることが可能となります。

具体的なスペックとして、ラクス50Sは長さが50mm、重さが4.1gで、タイプはシンキングです。また、ラインアイリングは#1B、フロントリングは#1B でフックは#12B、リアリングも#1B でフックは#12Bとなっています。

総じて、ティムコのラクス50Sは、その独特なウエイト設定と動きで、様々なシーズンや状況でのトラウト攻略に大変有効なルアーと言えます。