今回はダイワの新しいシリーズ、シルバークリークAK102MHについて紹介したいと思います。北海道のアキアジ(シロサケ)・マス(カラフトマス)釣り専用として開発されたこのロッドは、その特性を詳しく探る価値があります。
1. アキアジ・マス専用設計
Silver Creek AKシリーズは、抵抗の大きなウキルアーを遠くのポイントへ届けることを目的に設計されています。そのため、繊細な前アタリを感知するティップ部と、一度掛けたら確実にやり取りを制するバットパワーが特徴です。
2. 102MHの魅力
102MHは、湾岸部や漁港内の使用に最適なショートレングスモデル。そのシャープな振りと操作性が魅力で、混雑した場所でも強引なやり取りを実現します。
3. 最新釣法に対応
8月~11月の北海道のシーズンに、3~10kgのアキアジを強引に寄せるアクションが求められる中、シルバークリーク AKシリーズはその要求に応えるべく進化しています。サーフエリアでの遠投やウキフカセ釣法の台頭など、変化する釣法にもしっかりと対応。
4. 実釣機能を重視した設計
グリップ周り: トラウト風のデザインに、グローブをしても緩みにくいダウンロック仕様。さらに、実釣時に匂いが付きやすいサンマやソーダガツオを使用することを考慮し、洗えるEVAグリップを採用。
ガイドセッティング: ハードな使用を想定し、耐久性の高いステンレスフレームSiCリングKガイドを採用。ナイロンやPE+ショックリーダーでも、糸ヌケの良いトラブルレスな設定。
5. ダイワの技術
X45: ネジレを防ぐ45°の最適構造。これにより、操作性と感度が大幅に向上。
HVF NANOPLUS: 高密度のHVFカーボンを採用。強度と軽量化を実現。
V-JOINT: ダイワ独自のバイアス構造により、スムーズな節の曲がりとパワーアップ。
6. 詳細スペック
全長: 3.10m
継数: 3本
仕舞: 110cm
自重: 218g
先径/元径: 2.2mm/13.9mm
ルアー重量: 10~50g
ライン: 10~25lb
カーボン含有率: 97%
価格: 42,500円(メーカー希望本体価格)
シルバークリークAK102MHのインプレ集
ツイッターにダイワのシルバークリークAK102MHのインプレがありました。
サケ釣りの準備をしようっと。
ウキフカセのロッドに旧型ラブラックスAGS 106Mを使っていたけど、結構ボロボロになってきたので、今年はシルバークリークAK 102MHを使ってみようか。
去年使った感じだと結構パワーがある竿なので、軽いウキフカセのキャストのしやすさがどうなるかだな。— NMVL (@nmvl_f) August 27, 2023
まとめ
ダイワのシルバークリークAK102MHは、アキアジ・マス釣りの専門家や愛好者にとって、その性能と機能性で必ず魅力を感じるアイテムとなることでしょう。ぜひ、その実力を自らの手で確かめてみてください。