パームスのサブリームのインプレ集

ミノー
2023.10.24

サブリームは、和田光哲氏のイメージを元にデザインされたスイミングミノーで、大型の水生昆虫ヒゲナガカワトビゲラを模倣しています。この昆虫は河川の上流から下流に広く生息し、成虫は4月から11月にかけて見られることが多く、特に朝夕に活動的です。サブリームは、これらの昆虫が羽化や産卵の際に水面やサブサーフェスを激しく動き回る様子を再現しており、実際に魚を釣る際にはサーフェスやサブサーフェスをターゲットにすることで最大の効果を発揮します。

このルアーの特徴的な部分は、高い浮力を持ちながらもヒゲナガのシルエットを維持している点です。その結果、リアルな着水音と静寂性を持ちながら、空気抵抗が少ないため遠投能力も優れています。また、極小のリップはボディを大きく動かすよりも、水を確実に掴んでサブサーフェスを滑らかにスイミングさせる役割を果たしています。フロントのアイは、状況に応じてフックを追加する際に利用されることが多い。

基本的にはテール部分に一本のフックがセッティングされており、特定のレギュレーション、例えば渡良瀬川C&Rのようなバーブレスシングルフックの規制にも適応できます。アクションとしては、ほぼストレートスイミングを基調としており、スピードを上げると微妙なバイブレーションを起こすことが特徴です。

総じて、サブリームはヒゲナガの短い発生期間をターゲットとしているが、その時期の刺激的なシーンを楽しむことができる高品質なルアーと言えるでしょう。

サブリームのインプレ集

ツイッターにパームスのサブリームのインプレがありました。