Beams LOWER 6.2L(ビームス ローワー)は、ビームスローワーシリーズの新たな追加製品として登場しました。このロッドは、近距離のピン撃ちが得意なレングスを持っていますが、その特徴はそれだけにとどまりません。
まず、このロッドの最大の特徴は、しなやかなブランクスからの低弾道キャストフィールを維持しながら、5~7㎝程度の軽量ミノーなどのルアーをピンポイントに送り届ける能力にあります。大規模な渓流や中規模の本流といった場所での釣りに適しており、これまでの短尺の渓流ベイトロッドでは困難であった、ルアーの届く距離と、水面に落ちるラインのメンディングを一挙に解決します。ティップセクションはグラスマテリアルを搭載したコンポジットタイプを採用。このため、小さなバイトでも弾きにくい設計となっています。加えて、アクション時には張りを感じやすく、トゥイッチやジャークなどのアクションも簡単に行えるのが魅力です。
このロッドのグリップ部分もまた、特筆すべき点があります。締めすぎからのフォアグリップの破損を防ぐアルミフォアグリップ、滑りを防ぐEVA、そして自然に力を入れやすいエンドコルクグリップを備えています。特に、エンドコルクグリップは腕の内側の筋肉にフィットするように設計されており、使いやすさを追求しています。
その外観にもこだわりが見られ、ブランクスは深いワインレッドで統一されています。ガイドには、チタンとステンのKガイドを採用し、感度と操作性の向上、そして持ち重りの軽減を目指してシングルフットをほぼ採用しています。
仕舞寸法は97.5cmとなっており、2ピース構造です。最後に、このロッドは、大規模な渓流や中・小規模な本流を想定した6ft代のライトロッドとして、3g~10g程のルアーを撃つ際のメンディング能力や、ランカートラウト狙いといった多様なシチュエーションでの使用を想定しています。実際にFieldTesterの西村均さんも、このロッドを使用し、ピン撃ちだけでなく、ルアーを操る快感を味わっています。
ビームスローワー6.2Lのインプレ集
ツイッターにフィッシュマンのビームスローワー6.2Lのインプレがありました。
近所の川の多くは川幅ないので飛距離は必要ない。でも岩がゴロゴロの小さめの川で50~60cmのブラウンかけるとビームス ローワー 6.2Lの長さとパワーが 大助かり😊#Fishman #フィッシュマン #ローワー62 pic.twitter.com/Ttg8xpfx92
— Atu Saito (@Leakingwader) October 7, 2023
フィッシュマン ローワー 6.2L初フィッシュ😊#Fishmanhttps://t.co/Nm1tRjIQCS pic.twitter.com/F228qPZ0bd
— Atu Saito (@Leakingwader) August 16, 2023
昨日はカヤックフィッシング。5cmプラグをメインの釣りにローワー6.2Lは必須となりそう。異次元の飛距離、操作性を体感できるようになる。 pic.twitter.com/HjiRYcXdhI
— 赤塚ケンイチ (@ken_akatsuka) April 15, 2021