ダイワの21プレッソリールのインプレ集

スピニングリール
2023.10.14

ダイワの21プレッソは、エリアトラウト釣り専用に開発されたスピニングリールで、その特徴は軽量性と高い巻き感度にあります。印象的なZAION製モノコックボディを採用しているため、自重はわずか145g（1000S-Pモデル）と、非常に軽量でありながら、高い回転精度と剛性を持っています。このボディは、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをネジ込むことで固定され、従来のスクリューを活用したドライブギヤーのサイズ拡大も実現しています。これは一枚貝の殻のような強靭さを示す、一つの非対称的デザインとなっています。

その他に、ボールベアリングがオイル仕様となっており、これにより非常に滑らかで繊細な巻き心地が実現しています。特にエリアトラウト釣りにおいて、軽量でありながらも強靭なリールが要求されるため、この21プレッソの巻き感度の高さは非常に価値があります。

また、ローギア設定（4.9：1）やラインキャパ（2.5lb-100m）といったエリアトラウト釣りにおける基本的なスペックもしっかりと押さえています。また、「超々ジュラルミン製MCタフデジギア」や「ATD（スプール2BB仕様）」、「薄肉軽量LC-ABSスプール」、「40mmハンドルアーム＆ハイグリップI シェイプフィネスノブ」など、特長的なテクノロジーも多く採用されています。

タフデジギアは、デジタル設計技術「デジギアII」が進化し、従来比で10倍の歯面精度を誇り、トルクフルかつシルキーな巻き心地が長期間持続します。LC-ABSは、ABSIIの接触抵抗を減少させながら、前方に接点を出すことでスムーズなライン放出を実現し、飛距離UPとトラブルレスを向上させています。

デザイン面では、マットブラックスプールをポイントとして採用し、PRESSOロゴが深堀レーザーマーキングによって施されています。これは見た目の美しさだけでなく、リールのアイデンティティを高めています。また、ハンドル1回転あたりの巻き取り長さは、LT1000S-Pモデルで61cm、LT2000SS-Pモデルで64cmとなり、効率的にラインを巻き取ることができます。

総じて、21プレッソはその高い機能性とデザイン性で、エリアトラウト釣り愛好者から高い評価を受けるリールとなっています。その精密なギア機構と繊細な巻き心地、そして軽量で持ち運びやすいボディは、フィールドでの操作性を大きく向上させています。

21プレッソLTのインプレ集

ツイッターにダイワの21プレッソLTのインプレがありました。